フラワーイベントへの想い

今週末、9日(日)に迫ってきました。

Flower Valentine’s Day Photo

 

イベントではたくさんの幸せな笑顔が溢れます。

今日はバレンタインに関わらず、イベントへの想いを少し。

元々のフラワーバレンタインは、海外だと一年で一番お花を贈る日である

本来のバレンタインデーを知ってもらい、花贈りを促すものです。

実際に欧米ではパートナーだけでなく、お世話になっている人や家族にも

お花や本をプレゼントする習慣があります。

そしてその事を女性の多くが知っているという事。

 

バレンタインデーにお花をプレゼントする男性が素敵だと

思う女性も少なからずいるようです。

 

フラワーバレンタインフォト自体はとっても素敵なイベントで

たくさんの人に喜んでいただけるイベントになっています。

でもきっかけがどうしても忘れられてしまうんです。

 

ご家族でご参加くださる方が多いので、受付でフラワーバレンタインの

簡単なチラシを男性に渡してほしいとお願いしたりもしてます。

 

たくさんのお花に囲まれて写真を撮る。

セットとなるお花を参加される皆さんでシェアしている。

自分たちで少しずつお金を出し合って、自分たちのためにお花を買っている。

ということになるんですが、

私としてはぜひ、この時の笑顔を思い出して、

バレンタインデーに限らず、お誕生日でも記念日でも何もない日でも

いつでもいいからお花を贈る事や、自分に花を買う事を実行してほしいんです。

 

お花がいつもの空間に増える事で、どんな変化があるのか。

ほんの1週間かもしれませんし、タイミングによっては1ヶ月持ったり

お花が枯れてなくなると、その空間を寂しく感じるかもしれません。

お花を飾ることがなければ感じないことです。

 

花屋って当たり前にお店にお花があります。

でも自宅はそうじゃないんですよね。

今年はずっとお花を飾っていようと決めたので、自宅にもお花のある暮らしを実行中。

水換えするたびになんだか「いいことしてる」感を味わいながら

傷んできたお花を整理して、コンパクトに活け直して

やっぱりお花っていいもんだなぁ、と改めて思ったりしています。

 

毎月のブーケの日もこんな気持ちでスタートしました。

今では毎月来てくださる方もいらっしゃって、

常にじゃなくても、自宅にお花があるタイミングが月に1回ある。

そんな事を実行してくださっています。

毎週や常にと思うとストレスを感じることかもしれませんが

月に1回お花を買って帰ろうとか、ふと思いついたから1輪だけ飾ってみようとか

そんなふうに思っていただきたいなぁと思って続けています。

 

今年は全国的にそうだったようなんですが、

成人式に若い方からの花束の注文がとても多かったです。

先輩や後輩に、恋人に、と成人祝いの花束を贈って楽しんでいるようでした。

若い時からそれが当たり前になって、記念日の花贈りも当たり前になると

素晴らしい花贈りの文化ができるんじゃないかな。

今の若い子たちって素敵じゃないですか!

 

実は成人式にやりたかったことがあって、

その根底は「誰かを思って花を贈る」事を大きな枠で形にしたかったから。

普段お花に触れることがない人にはお花に触れる機会となって

お花を贈ることはあるという人にはお花を飾る機会となって

そこに関わる全ての人が幸せな気持ちで祝福できる。

(残念ながら実現しませんでしたが。)

 

 

花を贈るということ。花を飾るという事。

それが多くの人にとって自然なことになるように

できる事を日々探しています。

フラワーイベントはそのためのひとつでもあります。

ご参加くださる皆さん、楽しんで帰ってくださいね〜!